東濃ヒノキの栞・大切な方との縁つなぎグッズとして、企画からお手伝いする受注生産商品です。  

大切な方との縁が強く結ばれる「東濃ヒノキの栞」です。

 去年のコロナ感染が広まったころに、店舗運営をされている方から「大切なお客様へプレゼントするのに良いものを探しています」とお電話をいただきました。外出もしにくく不安を感じているだろうお客様に、何か小さなプレゼントで笑顔になってほしいと思いついたそうです。

・探されている条件は三つありました。
1、どこにでも売ってある物ではなくオリジナル性が強いもの
2、お手紙をつけて郵送できるように薄いもの
3、温かみを感じられるもの 

 お客様のお話をお聞きしながら「一つのものをお互いに分けて持ち合えたら、お客様とお店様が手をつないでいるようで素敵だな」と思いつきました。
 そこで、伊勢神宮の御神木にも使われる縁起の良い東濃ヒノキを、お客様とお店様で分け合って持てたら縁起がつながっていくからいいかも!と「東濃ヒノキの栞」を提案させていただき、商品化となりました。

送り手と受け取り手との間に、大切な縁が育つことを願い制作しています。

 岐阜県中津川市付知町(つけちちょう)は、伊勢神宮のご神木を育て切り出す町です。面積の88%を森林が占め、特に東農ヒノキが有名です。古くは南禅寺や明治神宮の建築にも使われ、また、姫路城の大黒柱の修復や、名古屋城本丸御殿の再建などにも使われています。
 東濃ヒノキが育つ森は寒暖の差が激しいため、木の成長がゆっくりとなり、木目がしっかりと詰まった丈夫なヒノキに育ちます。

 この「東農ヒノキの栞」は、世界に一台しかないオリジナルの機械で作られます。操作するのは80歳の職人さん一人のみです。紙でもない、厚板でもない、一番薄い板でつくられるのが「東濃ヒノキの栞」です。
 東濃ヒノキの栞は、一本の木を薄い板にけずりますから木目がつながります。ヒノキの栞を持つ人どうしが、長い年月を耐えて作られた木目でつながることになります。そのため、ヒノキの栞を持つことで大切な人と縁がつながる意味になります。印刷したヒノキの葉は、実際のヒノキの葉からデザインを起こしています。

結び目には神が宿ると言われます。

 ヒノキの栞に結んであるのは、神社で使われている神事用の「麻」の繊維です。麻は成長が早いので、健やかな健康を意味します。また、魔よけとしても使われます。ヒノキの木目で繋いだ縁が強く丈夫に長く続きますようにと願いを込めて結んでいます。結び目は伊勢物語の頃から「結び目には神が宿る」と言われ、旅人の安全を願い結ぶものでした。ヒノキの栞に麻を結ぶことで、受け取り手に良いことがありますようにと願います。

日本古来の「折形」で手包みします。

 大切な栞は、折り紙の源流である「折形礼法」で一枚ずつ丁寧に手包みしています。
「折形礼法」は、和紙を手づから折り目正しく折り、物を心を込めて包み渡す600年以上の歴史を持つ日本の由緒正しき礼法です。結婚式などのお祝いに使う祝儀袋が代表的です。折形で包んでお渡しすることで、お客様から「神棚に飾ったわ」と報告が届くそうです。ヒノキの葉も添えて縁起が重なり続くように願いを込めました。

結婚式の席札としても喜ばれています。

 あるお客様からは、結婚式の席札として使いたいとご相談いただきました。丁寧に名前を書いてもらっても、その後の使い道が無くてもったいないと感じていたそうです。東濃ヒノキの栞であれば、縁起物として持ち帰っていただけます。

護山神社で「天下泰平」「開運招福」のご祈祷もできます。

 20年毎に執り行われる神宮「伊勢神宮」式年遷宮において要となる御樋代(みひしろ)。御樋代とは御神体を納める器の事で、その材となる御樋代木(みひしろぎ)は御神木(ごしんぼく)とも称され、特に杣人(そまびと)、きこりなど山仕事に従事する人々から神聖視されてきました。御樋代木の奉搬は、沿道各地で歓迎されながら伊勢まで奉送されます。その歓迎式典を「御樋代木奉曳式」といいます。付知町の「護山神社」は伊勢神宮にむけて出発する神社です。
 御樋代木の祖神(おやがみ)である木曾山の御神霊を祀る護山神社と氏子により、奉曳式に加え、御樋代木の奉安祭・奉送祭を執り行います。これら一連の式典をまとめて「御神木祭」と言います。

 この護山神社での「天下泰平」「開運招福」ご祈祷を、オプションで追加することができます。特別な五角形の三宝に捧げてご祈祷いただけます。五角形の三宝は、お正月や桃の節句、端午の節句、お盆やお月見など、行事毎にお使いいただけます。三宝の台は、ひっくり返すと蓋になるので、縁起の良い物入れにもなります。
・ご縁を大切にしたい方、合格祈願をしたい方には、五角三宝
・安定した幸せを願う方には、自然界でもっとも丈夫で安定しているハチの巣の六角形を模した、六角三宝
・ご商売などには、四方八方丸く金運が納まる、八角三宝
ご希望にあわせて三宝の種類も選べます。



願い事を書き、五角三宝にいれ、三宝ごとご祈祷していただけます。一緒に、東濃ヒノキの栞もご祈祷していただきます。
・ご祈祷料、五角三宝料金が別途かかります。
・香りのよいヒノキはしまい込んでおくとヤニがでやすくなります。その場合は、アルコールで拭いていただくと使えます。どうぞお守りとして末永くおそばに置いていただけるようにと願います。
・ヒノキの葉は、季節により茶色の部分が混ざることもあります。ヒノキの葉は一度に落葉することはなく、命を少しずつ譲るように生まれ変わります。茶色の部分も命のバトンタッチと思い愛でていただければ幸いです。
・天然ヒノキを薄く削っていますので、湿度により割れが生じることがあります。

まずはご相談ください。受注から納品まで約一か月かかります。
・会社や店舗の大切なお客様への記念品として
・来場記念や、記念日の印として
・結婚式の席札として
定番の「ヒノキの葉」以外にも、オリジナルで絵柄印刷をすることも出来ますのでご相談ください。

【参考価格】
・1枚550円
・オリジナル絵柄印刷 一色11,000円
・五角三宝 7,700円(六角、八角もおつくりできます)
・ご祈祷内容や、ご祈祷料はお問い合わせください
【納期】
・正式受注いただいてから一か月かかります
【ご相談】
・ご相談は無料です。お問い合わせから希望をお聞かせください。