トイレと手洗いと洗濯機置き場は、1.5坪の新築。雪が少ないとはいえ吹きっさらしの中で作業凍っています。

古いお家を、不特定多数の人が使用する施設にして営業する。
これって意外と大変なのです。

 

付知ばあちゃんち は、cafeとguesthouseで営業許可を取得中です。

 

cafeのほうは、それほど難しくないのですが
guesthouseは、ちと面倒です。

 

一番面食らったのは・・・
建てられたのが150年以上前なので
現在の法律で必要な建築確認が存在しないことです。

 

出さなきゃいけないものが存在しない。
で・・・相談したら
「ないという証明を出してください」
なるほど・・・。なるほど?・・んんん?

 

結局、大家さんの家計を4代前までたどって建築確認がない理由書を書きました。
ほかにも天井高とか定員数に対するトイレ数とか
お客様一人の空間とか、布団置き場とか、窓の面積とか
仕切り壁が透けるとか透けないとか、お風呂のうんたらとか
ひとつづつ基準クリアをめざしました。

 

多くの専門家に協力してもらっています。
ありがとうございます。

 

さて。今朝はトイレ部分に床が出来ておりました~
あとね、床の間復活です。
お写真で報告しますね↓

 

長年放置され崩れてブルーシートかけられていたここを壊して、トイレを増築します

 

壊して壊して~~~ 本屋の内側からは壁でしたが・・・取っ払ってみたら戸板でした。ですので本屋とトイレへをつなぐ壁は簡単に開きました。(土壁だったら大変だったので助かりました)

 

配管してベタコンです。左官屋さんたちがサクサクとお仕事されます~

 

柱が立ちました。屋根もつきました^^

 

朝いちばんに写真を撮ったら、寒くてレンズが曇って、ソフトフォーカス効果が(笑) 今日中に壁ができちゃいそうです。

 

雪は少ないけれど寒さは防げないので、大工さんストーブが大活躍!

 

熊谷と大工さんが悪だくみしている後ろの壁が、トイレ部分への通路が開きます(もう、開けて蓋してあります)

 

はい!開きました~^^

 

古い柱と壁を利用して新しい部分を作り足していきます。こうしてみると木材って凄いなぁと思ったり。

 

土壁はふさいでしまうので見納めです。年月を経た黒光りがすきなんです。

 

↓ 床の間が復活しました(#^.^#)
前の間借り住民さんが床の間を箪笥代わりにされていました。
なんだか寂しいので・・・
追加されていた板やパイプを撤去して・・・
壁が変な色に焼けて変色していたので
珪藻土塗りなおしてもらいました。

 

大工さんが「周りの古さに合わせて塗ってくりょよ~」と
左官屋さんにお願いしてくれました。

 

左側が床の間、右側が扉のある仏壇だったようです。必要ないひとには無駄な空間でしょうから、現実的にクローゼットになっていたのかな?後付したものをはがすと、そのあとを隠さなければいけませんね・・・

 

後付されたものを撤去したら・・・右側下の地袋の扉が存在しませんでした。空いたままだとかっこ悪い・・・

 

 

壁は珪藻土で、周りの古さに合わせて塗ってもらえました^^ 右側の床の間下にも、まわりとそっくりな板を入れてもらいました。大工さんたちって本当にすごい。大きな大工仕事は終了して
小さな棚やカウンター付
壁や床のクロス張
電気屋さんのコンセント付などに移ります。
古さゆえの建具問題も残っています・・

 

2月はこのあたりが進む予定です。